
「簿記3級の勉強を独学で始めたいけれども、勉強方法がわからない。」という方はいらっしゃいませんか?今まで触れたことがない分野を勉強する時は、何から手を付けていいのか戸惑いますよね。
私は簿記3級と簿記2級の資格保有者です。勉強を始めた頃は、仕訳も自力で書けませんでした。勘定科目を借方貸方どっちに書けばいいのかもわからなかったのです。
それでも、2017年11月に3ヶ月で簿記3級に合格できました。簿記2級は3ヶ月後の2018年2月に合格しました。
この記事では、仕訳もできなかった私が独学で簿記3級に合格できた勉強方法を紹介します。そして、参考書の選び方にも言及することにしました。
この記事を読めば、簿記の勉強を始めるに当たって何をするべきかが見えてきます。

※簿記2級の勉強方法は、こちらで紹介しています。
簿記3級の独学勉強法は参考書→問題集→過去・予想問題集
簿記3級を独学する際の勉強方法は、参考書→問題集→過去・予想問題集の順です。資格独学の王道ルートですね。この王道ルートをどのように辿ったのかを具体的に説明します。
参考書と問題集は2回やる
最初は、参考書でインプットです。参考書は2回読みました。簿記には全く触れたことがない素人に1回で覚えるのは無理でしたね(^_^;

覚えずらい仕訳を手で書きながら参考書を読むと頭に入りやすいです。
わからなくてもとにかく手を動かすことが大事!
問題集は参考書を一通り終えた後に着手しました。問題集も参考書と同様に2回解きました。1回目で全く歯が立たなかったところも、2回目では解けることもありました。やはり、反復は大事ですね。
過去・予想問題集で最後の仕上げ
参考書と問題集を終わらせたら、本番形式の問題演習は必須。ということで、過去・予想問題集を使いました。過去問か予想問題集どちらか好きな方で演習していただければ、本番対策は十分です。

過去・予想問題集は本番想定の問題ばかりなので、難しく感じるはず。自力では解けない問題も出てくるでしょう。どうしてもわからない時の対処法を以下の記事にまとめました。ぜひ参考にしてください!
簿記3級独学の第一歩である参考書・問題集選びのコツ
簿記3級の勉強を始めた頃の私は、全然理解できないと戸惑った時もありました。そんな私でも参考書・問題集を使って独学で合格できました。
簿記3級独学の第一歩は、「参考書・問題集選び」です。それでは、参考書・問題集選びのコツを紹介します。
参考書・問題集は立ち読みして自分が良いと思ったものを選ぶ
参考書・問題集選びのコツは、書店で立ち読みして自分が良いと思うものを選ぶこと!そう考えるに至った私のエピソードを紹介します。
自分の目で見たから良書に出会った
実は、簿記3級に合格した後に、もう1度復習したくなりました。そこで、書店で簿記3級の参考書立ち読みしたのです。
すると、「これは続けられそう!」とピンとくる参考書を見つけました。その参考書がこちら↓

資格の参考書で有名な滝澤ななみさんの「Let’s Start!新しい日商簿記3級」!
「Let’s Start!新しい日商簿記3級」を使った感想
実際に使ってみると、一つの単元が簡潔にまとめられていて勉強しやすいです。勘定科目をキャラクター化する等、絵を多様することで読者がイメージしやすい作りでした。
長い文章で説明されるのが苦手な方や忙しくて勉強時間が取れない方に向いています!
しかし、「Let’s Start!新しい日商簿記3級」は2020年度版しか出版されませんでした。残念ながら、2021年以降の販売はなく、出題範囲の改訂に対応できないでしょうね(^_^;
私は良書だと感じたので、これからも発売して欲しかったんだけどなぁ。。。
レビューよりも自分の目で選ぼう!
それはさておき、Amazonレビュー等の経験者の評価を頼って参考書を選ぶのも1つの方法です。
しかし、私のように立ち読みして自分に合う良書を見つけられることもあります。

参考書は、自分の目で見て自分の基準で選ぶようにしましょう!
立ち読みでも選べない方へ、私が使った参考書・問題集を紹介
私の立ち読みエピソードを紹介しました。「立ち読みしても選べない」「コロナ禍で立ち読みできない」というもいらっしゃるでしょう。
そのような方に向けて、私が簿記3級の勉強で使った参考書・問題集を紹介します。
私が使った参考書
私が使った参考書は、「みんなが欲しかった簿記の教科書」です。
「みんなが欲しかった簿記の教科書」を使ってみたの感想は、全体的に丁寧に説明されている印象でした。
私のようなド素人でもわかる言葉で説明されていました。そのお陰でわからないところがあっても、なんとか理解できたと思えます。
中身はオールカラーでした。文章は手書きのような柔らかい字体で書かれているところが多かったです。
教科書のようなゴシック体に飽きてしまう私には向いていました。
私が使った問題集
問題集も「みんなが欲しかった簿記の問題集」を使いました。
「みんなが欲しかった簿記の問題集」の感想は、問題演習にはこれ1冊で十分と感じました。
問題量と解説は十分なものだったので、他の問題集に手を付けることもありませんでした。
私が使った過去・予想問題集
過去・予想問題集は、「スッキリとける過去+予想問題」(現在は、「スッキリうかる予想問題集」)を使いました。
現在販売されているのは、9回分の予想問題で構成されています。9回分の本番演習ができて、価格が1,100円(税込)なんてお得ですね!
薄めにもかかわらず、たくさん問題演習ができたので、満足感もありました。直前期はこれだけで十分です!
まとめ
簿記3級の勉強方法がわからない方に向けて私が独学で合格できた勉強方法を紹介しました。
簿記は全くのド素人で、全然理解できなかった私でも参考書・問題集・予想問題集を使って合格できました!
簿記3級に興味がある方。まずは、参考書・問題集選びから始めてみてはいかがでしょうか?
この記事で紹介した簿記3級の参考書・問題集一覧