
2021年1月期FP3級試験合格に向けた記録「FP3級合格までの道」20回目
第1回目はこちら↓
「外貨建て金融商品」を勉強しました!
外貨建て金融商品とは、そのまんまですが、取引価格が外貨建てで表示されている金融商品です。
勉強してて、「まぎらわしいなぁ(;´Д`)」と思ったのが外貨建て金融商品を購入したり、利子や元本を受け取る際の為替レートTTSとTTB。
どっちがSでどっちがBなの!?某カレーの食品メーカーが思い浮かぶ~!
なんてアホなことを考えていましたがちゃんと区別付けられるようになりました(*゚∀゚*)
なので、TTSとTTBをどうやって区別するかというお話と外貨建て金融商品の課税関係についても書きます!
TTSとTTBの区別
まずは、TTSとTTBって何じゃらほい?て話からします。
円を外貨に換える時、外貨を円に換える時の為替レート
外貨建て商品を購入する際には、円だけでは取引できないので、円を外貨に換えたり、外貨を円に換えたりします。
この時に出てくる為替レートのことがTTSとTTBなんですよね。
円を外貨に換える時の為替レートがTTS。
逆に外貨を円に換える時の為替レートがTTBです!
問題を解いていると、TTSとTTBを区別できているかを問う問題がよく出てきます。
初めのうちはどっちがTTSでどっちがTTBかわからなくなりましたが、ある基準を発見しました。
外貨を売っている(Selling)のか買っている(Buying)のかで区別する
TTSとTTBを区別する基準、それは、、、
「(銀行から見て)外貨を売っているのか、買っているのか」
です!
取引時の銀行から見て、外貨を売っているのか買っているのかで考えると区別がしやすいです。
銀行とお客さんとのやりとりで想像してみましょう。
銀行がお客さんから

円を外貨に換えて!
と言われたとすると、銀行はお客さんの円を受け取り外貨を渡しますが、この時、銀行マンから見ると

これって円を買って外貨を売っているってことだよなぁ。。。
という考えになるわけです。
「売っている」という言葉を英語にするとSellingですよね!
ということで、外貨を売っている時の為替レートは、頭文字のSをとって、TTSとなります。
では、逆のパターンで今度は、お客さんから

外貨を円に換えて!
と言われたとすると、外貨を受け取り、円を渡しますが、この時銀行マンは、

これって円を売って外貨を買っているってことだよなぁ。。。
と考えているはずですね。
「買っている」を英語に訳すとBuyingですよね!
先ほどと同じく、外貨を買っている時の為替レートは頭文字のBをとってTTBとなります!
参考になりましたでしょうか?
大事なのは、
SもBもどちらも銀行の目線で考える!
ことです。これで区別ができるようになります!

外貨建て金融商品の課税関係
これからどんどん出てきそうなのですが、私、モンは「この利益(収益)は税法上○○所得になる」という区別につまずきそうな気がします(~_~;)
今回は主な外貨建て商品の収益が税法上のどんな所得になるかという区別の話だけですが、その時点で「うっ(_ _;)」となっております。
要点メモを作りました
そこで、いつものように要点メモを作りました!それがこちら↓

メモの内容を説明しますと、外貨建て商品のうち、外貨預金と外国投資信託(外貨建てMMF)の利益(収益)の税法上の所得が何に当たるかが参考書に書いてありました。
まずは、外貨預金の所得ですが、
利子・・・そのまま利子所得
為替差益(為替レートの変化によって得をしたということ)・・・雑所得
外国投資信託(主に外貨建てMMF)所得は
収益分配金・・・利子所得
譲渡差益(売買益)・・・譲渡所得
というかんじでここまでが、聞いてて「ふ~ん」という内容なのですが、間違えそうなのが、外国投資信託(主に外貨建てMMF)の譲渡差益には、為替差益も含まれており、外貨預金の為替差益と同じように考えてはいけないということです!
つまり、
外貨預金の為替差益・・・雑所得
外国投資信託(主に外貨建てMMF)の為替差益・・・譲渡所得
としっかり区別を付けておかねばな!ということを学びました!!
まとめ
今日の勉強でまぎらわしく感じたのは、「為替レートTTSとTTBの区別」と「外貨建て商品の課税関係」です。
TTSとTTBは「SもBもどちらも銀行の目線で考える!」という考え方で区別できそうです!
外貨建て金融商品の所得については、要点メモと2つの為替損益の所得の違いに気をつけるとなんとかなりそうかなという気がします!
勉強開始から直前期までモンがやったFP3級の勉強方法をまとめています!!
ぜひ参考にしてください!!
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