
2021年1月期FP3級試験合格に向けた記録「FP3級合格までの道」23回目
第1回目はこちら↓
今回からチャプター4「タックスプランニング」です!
税金に関する知識と主に所得税の計算の方法をメインに勉強するチャプターですね!
「所得税の基本」を勉強しました!!
その名の通り、基本的な内容だったので、だいたいは理解できましたが、所得税の計算は大変そうな予感がしました(^_^;
その初期段階のどの所得が総合課税でどの所得が申告分離課税かという区別をつけるのに早速苦労しています。
税金の基本的な知識について説明してからメインの総合課税と申告分離課税のお話を最後に書きます。
税金の基本的な知識
これを知らなきゃ税金の話はできないのは、、、
ということで、まずは税金の基本的な知識について学んだことを説明します。
税金の分類
これは学生の時の社会で勉強していたところなので、懐かしいなぁという内容でしたね(^o^)
具体的には、
国税(国が課税)と地方税(地方公共団体が課税)
直接税(税金を負担する人と納める人が同じ)と間接税(税金を負担する人と納める人が違う)
う~ん、もう一度言いますが、ホント懐かしい(*^▽^*)
学生時代は社会が好きだったので少しテンションが上がる(*´∀`*)
そして、これらの税金の課税方法は、
申告納税方式(納税者が自分で申告して納税する)と賦課課税方式(国や地方公共団体が税額を計算して納税者に通知する)があります。
これは、なんとなく普段の生活でイメージ湧きますね。
所得税について
所得税とは、個人が1月1日~12月31日の1年間に得た所得から、必要経費を差し引いた金額にかかる税金のこと!
所得税の基本の計算式は
所得=収入ー必要経費
とのこと!
所得税は全部課税される訳ではなく、非課税になるものもあるみたいですね!
①労災や失業・障害・遺族給付の給付金
②通勤手当(月15万円まで)
③生活用動産の譲渡による所得(30万円超の貴金属は除く)
④損害または生命保険契約の保険金
これで課税されたらたまったもんじゃないですよ(゚_゚;)
というものばかりなので覚えやすそう(‘-‘*)
青色申告について
青色申告とは、複式簿記に基づいて取引を帳簿に記録し、その記録をもとに所得税を計算して申告することです。申告できる所得は、不動産所得、事業所得、山林所得の3つとのこと。
「富士山(頭文字をとって不・事・山)」と覚えれば簡単。
青色申告をしたい方は、申告しようとする年の3月15日までに青色申告承認申請書を税務署に提出する必要があり、その年の1月16日以降開業の場合は、開業日の2ヶ月以内の提出が条件。
事業を自分でされている方だったら青色申告で申告したい方が多いと思いますが、それは特典があるからです!
青色申告の特典とは、
①青色申告特別控除
事業的規模の不動産所得か事業所得がある人が正規の簿記に基づいて作成された貸借対照表と損益計算書を添付して申告した場合は所得金額から55万円引かれる!
電子申告をすればさらに10万円追加で65万円も引かれるそうです!!
これは青色申告にしたいわけだ(*゚∀゚*)
ですが、貸借対照表と損益計算書が添付できなければ、所得金額から引かれるのは10万円です。
簿記や会計の知識を持つか専門の職業の人に帳簿を作ってもらうかですね(^_^;


②青色事業専従者給与が経費として見なせる
通常、家族に支払った給与は経費として見なせないのですが、必要書類を提出すれば、青色申告者と生計を一にする親族に事業に専従している人に支払った給与は経費として見なすことができます!
③赤字を繰り越せる。前年の所得と今年の所得を計算してマイナスだったら還付を受けられる
赤字は3年間繰り越せます!税金を納税するだけではなく、返ってくることもあるのです!!
所得税は4STEPの計算方法がある
所得税は申告税額を計算していくのですが、これが覚えるの大変そう(^_^;
所得税の計算は4STEPを踏みます。
この記事のメインSTEP1の総合課税と申告分離課税の区別について説明する前に4STEPの計算方法について説明します。
4STEPの計算方法とは?
所得税の計算4STEPは以下の流れです。
STEP1 10種類の所得を総合課税と申告分離課税に区別してから各所得額を計算する
↓
STEP2 各所得金額を合算して、課税標準を計算
↓
STEP3 課税標準から所得控除を差し引いて課税所得金額を計算
↓
STEP4 課税所得金額に税率を掛けて所得税額を出したら税額控除を差し引く
なんだか難しい言葉ばかりで頭に入れるの大変そうですよね(^_^;
4STEPは一連の流れで覚える
「難しそうに感じるのはそれぞれSTEPの内容を個別に頭に入れようとするからかも?」
と思ったので、4STEPを一連の流れで覚えてみることにしました。
そのため、所得税の計算については4STEPの流れに沿って記事を更新することにします。
所得税の計算STEP1前半:総合課税と分離課税に区別する
そして、今回はSTEP1の前半「各所得を総合課税と申告分離課税に区別する」について書きます。
総合課税と申告分離課税とは・・・
総合課税とは、各所得を合算して税額を計算する方法、申告分離課税は合算せず、それぞれ別枠で申告して税額を出す方法です。
所得というのは、10種類あります。
所得税の計算は、10種類の所得を総合課税と申告分離課税に分けるところから始まります。
STEP1というくらいだから簡単だと思っていたら、大きな間違いだった。。。
10種類もの所得の分け方を覚えるんだからこれがかなり難しい。
そこで、ある方法を考えつきました。
所得税計算整理図を作ることにした
ある方法とは、「自分で所得税計算整理図」を作ること!
「4STEPを一連の流れに覚える」という方針からこの整理図を思いつきました。
所得税計算整理図は、STEP4まで広げていくつもりです。
今回は、総合課税と申告分離課税の段階まで描いてみました↓

左側に所得税の計算の4STEPを書いて、右側にSTEP1「所得税を10種類に分け、それぞれの所得金額を計算」の初期段階であります。総合課税と申告分離課税の所得を分けました!
これを書いていたらこちらの記事を思い出しました↓
こちらの記事で債券、株式、投資信託の収益の所得を話題にしていて、利子所得と譲渡所得は申告分離課税と書いていたので、
「利子所得、譲渡所得に追加して退職所得と山林所得は申告分離課税なんだな!」
と覚えることにしました!
正しい覚え方ではないですが、今の段階では、総合課税は上記4つ以外!とだけ頭に入れることにしました!!
各所得を総合課税と申告分離課税に分ける基準
前章までの覚え方がいかにも暗記ってかんじで、いざという時にど忘れしそうです。
ど忘れ防止のために総合課税と申告分離課税に分ける基準のようなものがあればいいなと思いました。
偶然大もうけできそうな所得は申告分離課税
各所得を総合課税と申告分離課税の2つに分ける基準のようなものがあれば、なおわかりやすいと思い、「お金の寺子屋」さんのこちらの動画を参考にさせていただきました。
この動画を視て、申告分離課税は、偶然大もうけする可能性のある所得の計算方法だという基準がわかりました。
定期的にもうけられる所得は総合課税?
偶然大もうけできそうな所得が申告分離課税に分けられるということは、総合課税の基準はなんでしょうね。
給与所得や利子所得、不動産所得、配当所得などなど、、、
これらに共通するのは、定期的にもうけられるということですかね。
総合課税に分類する基準は「定期的」をキーワードにしておきましょうか。
まとめ
所得税の基本的な知識は理解できて、日常生活でも使えそうな話だなぁと感心しながらお勉強していましたが、所得税の計算は4STEPの段階を覚えることから難しそうだと感じました(;´Д`)
おまけに、今日の段階で各所得で総合課税と申告分離課税で課税の方法が異なるとわかったことから所得ごとにも覚えることがたくさんありそう(T_T)
自分で作成した所得税計算整理図はまだまだ広がりそうな気がしますが、自分で書くと一番覚えられる質なので、めげずに完成させたいと思います!!
今回これにて終了!次回はSTEP1後半「各所得の計算」です!!
今日より覚えること多そうだな(@_@)
勉強開始から直前期までモンがやったFP3級の勉強方法をまとめています!
ぜひ参考にしてください!!
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