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FP3級合格までの道Part26~所得税の計算STEP2:損益通算と繰越控除で課税標準を求める~

2021年1月期FP3級試験合格に向けた記録「FP3級合格までの道」26回目

第1回目はこちら↓

まだまだ続く所得税の計算4STEP、今回はSTEP2「課税標準の計算」を勉強しました!

これまでやってきた所得税の計算はこちら↓
STEP1前半 10種類の所得を総合課税と申告分離課税に分ける

STEP1後半 所得額を計算する①(前編)

STEP1後半 所得額を計算する(後編)

今回は、STEP2「各所得金額を合計して、課税標準を計算」という段階のお話になります。

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所得税の計算STEP2:各所得金額を合計して課税標準を計算とは?

STEP2「各所得金額を合計して、課税標準を計算」 とはどういった計算するのかを説明する前に「課税標準」について説明します。

課税標準とは?

課税標準とは、税金の課税対象となる所得の合計額のことです!

STEP1「所得を10種類に分け、それぞれの所得金額を計算」で出した所得の金額を合算させて課税標準を求めるのですが、ただ合算させるのではなく、損益通算損失の繰越控除という作業を加えます。

では、損益通算と損失の繰越控除について説明します!

損益通算とは?

損益通算とは、損失と利益を相殺することです。
各所得を合算させる際に、特定の所得の損失も一緒に合算することができるのです。

損失が合算できるのは、
動産所得、業所得、林所得、渡所得」です。

すでにお勉強されている方は、おわかりだと思いますが、頭文字をとって
「不事山譲(富士山上、フジサンジョウ)」と覚えます。

「不事山譲」の損失が全部損益通算できるわけではない!?

動産所得、業所得、林所得、渡所得」の損失だからといって何もかもが損益通算できるわけではありません。

合算できない損失もいくつかあります。

合算出来ない損失は以下のとおりです。

・不動産所得の土地を取得するための借入金の利子
 ※ややこしいのが、建物を取得するための損失はOKなのです!
・譲渡所得の生活に必要ではない資産の譲渡損失

そして、もう一つあるのですが、これがややこしいのです(^0^;)
株式等に係わる譲渡損失は基本的に損益通算できないのですが、場合によっては損益通算ができちゃうケースがあるのです。

(申告分離課税を選択した場合の)配当所得、(申告分離課税を選択した)利子所得です。

なんだかひっかけで出そうな気がするので覚えておいた方がいいかなと思いました(^_^;

損益通算してもマイナスになるなら純損失の繰越控除

損益通算をしてもマイナスになってしまう損失額は、純損失といいまして翌年以後3年間にわたって繰り越して、翌年以後の利益と相殺することができます!

これを純損失の繰越控除といいます。

ただし、みんながみんな損失を繰り越してもらうことはできません。

↑こちらの記事の「青色申告について」でも少し触れましたが、青色申告者限定の制度となります。

青色申告ではない方は雑損失の繰越控除であれば適用される

純損失の繰越控除は青色申告者限定と申しましたが、青色申告ではない方、つまり、白色申告者でも適用される繰越控除があるのです。

それが、雑損失の繰越控除です!

雑損失とは、災害や盗難等で生じた損失のことで、その損失は所得から控除されますが、それでもマイナスになるようであれば、翌年以後3年間にわたってその損失を繰り越すことができます!

所得税の計算整理図が拡大しました

前回までSTEP1の整理図を作成しました。それがこちらです。↓

上記の続きとして、STEP2のフローチャート図も作りました!

STEP2の計算整理図がこちら

以下の写真がSTEP2の計算整理図です↓

損益通算ができるもの同士をの線で分けました。

損益通算のルールは

不動産所得・事業所得・総合短期譲渡所得・総合長期譲渡所得・分離短期譲渡所得・分離長期譲渡所得・山林所得

同士で損益通算ですね。

それから

(申告分離課税を選択した)配当所得・(公社債等の)利子所得・株式等に係わる譲渡所得

同士で損益通算がですね。

損益通算→純損失と雑損失の繰越控除を経て課税標準が求めるという流れがわかるようにしました。

STEP1のフローチャート図とつなげました

所得税の計算の一連の流れがわかるようにSTEP1のフローチャートとつなげました。

A4コピー用紙2枚分を撮影すると文字が小さいので伝わらないかもしれませんが、後でセロハンテープでつなげて、広げたら所得税の計算方法が一目でわかるフローチャート図を目指すつもりです!

まとめ

STEP2「各所得金額を合算して、課税標準を計算」の手順は

各所得を合算させる際に、損益通算という決められた損失と利益を合算させる

それでも損失が残る場合は、純損失の繰越控除と雑損失の繰越控除で翌年以後3年間にわたって損失を繰り越す

課税標準が求められる

です。

各過程にはいろいろなルールが定められているので、それを押さえて問題にひっかからないようにすることを目指していきたいなと思いました!

今回はこれにて終了!次回はSTEP3「課税標準から所得控除を差し引いて課税所得を計算」です。

課税標準からさらに引かれるものがあるみたいですよ(@_@)

勉強開始から直前期までモンが実際にやったFP3級の勉強方法をまとめています!
ぜひ参考にしてください!!

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