
2021年1月期FP3級試験合格に向けての記録している「FP3級合格までの道」7回目。
第1回目はこちら↓
今日は「公的年金の全体像」を勉強しました!
国民年金・厚生年金の基礎知識でしたので、とてもやさしい単元で正直よかったなぁというところ(笑)
しかし、一つだけ紛らわしいなぁと思ったところがあります。それは、
社会保険と年金の保険料の納め方は何が労使折半で何が労使折半じゃないんだ!?
ということです。
どういうことか以下から詳しく説明します。
社会保険と年金の保険料で労使折半のものはどれ!?
事業主に雇われて働いている人は、ほとんどが社会保険と年金の保険料が給料から天引きされます。
つまり、給料から天引きされることで保険料を納めているのです。
保険料の納め方は、保険料の種類によって異なります。
保険料の種類と保険料の納め方を問いかける問題が問題集の中にありました。
そのため、私たち受験者は「どの保険料がどういう納め方をするのか」を覚えなければなりません。
これが頭がごっちゃになります。
保険料の種類と保険料の納め方について以下から詳しく説明しますね。
保険料の種類と保険料の納め方
社会保険と年金の保険料を労使で納めるのは以下の4種類です。
・健康保険料
・雇用保険料
・労災保険料
・厚生年金保険料
それぞれの保険料の納め方は以下のとおりになります。
健康保険料&厚生年金保険料
従業員1人にかかる保険料を使用者(事業主)と労働者で折半して納めます。
つまり労使折半です。
雇用保険料
従業員1人にかかる保険料は使用者(事業主)と労働者で分け合って納める形になります。
ただし、納付の割合は五分五分ではありません。
学科で「雇用保険は労使折半で納める○か×か」なんていうひっかけの問題もあったりします。
労使どちらも納めるが、折半ではない。
これがまぎらわしいところです。
労災保険料
労災保険は全部使用者(事業主)が負担します。
労使で分け合うのではなく、使用者だけが負担する保険料もあります。
この違いも把握しておく必要があります。

表にまとめたらスッキリ覚えられそう
上記で紹介した保険料の種類と保険料の納め方は初学者にとっては区別が難しいですよね。
私の頭もかなりごっちゃになっております。
そこで、表にまとめて整理してみました!
保険料の種類 | 保険料の納め方 |
健康保険料、厚生年金保険料 | 労使折半 |
雇用保険料 | 労使折半× |
労災保険料 | 使用者だけ負担 |
表で整理してみたら「なんだ、こんな簡単だったのか(笑)」と最初パニクったのがなんだったのかという結果に終わりました。
労使折半で納めるのは健康保険料と厚生年金保険料だけ。
労使が出し合うけども折半じゃないのは雇用保険料だけ。
使用者だけ全額納めるのは労災保険料だけ。
3パターンの「だけ」で覚えればスッキリ頭に入りそうな気がしました。
いきなり頭に入れようとするとわからなくなりますが、落ち着いて図や表で整理してみると意外と簡単だったりするんですね(^_-)-☆
社会保険料と年金保険料の納め方の問題に戸惑った方は上記の表をぜひ参考にしていただければ幸いです!!
勉強開始から直前期までのFP3級の勉強方法はこちらでまとめています↓↓
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