簿記3級の小切手について解説します~現金?当座預金?どっち!?~

Adriano GadiniによるPixabayからの画像

簿記3級を勉強していた時につまづくポイントが小切手を振り出す時の仕訳です。

仕訳問題で「~小切手を振り出した」と出題されれば、「現金勘定」が出てくる時もあるし、「当座預金」が出てくる時もありますよね。

私は簿記3級を始めて勉強したときは、
「小切手も現金?当座預金!?どっちなの~!!」と頭がこんがらがりました。


日常生活で現金といえば紙幣や硬貨をイメージするのに、なんで小切手を現金として処理するの?と疑問に思っていたのに、さらに参考書を進めたら「え!小切手って当座預金で処理することもあるの~!わけわからんよ( ;∀;)」
と頭がパニックになりました。

それが、簿記3級の復習をしてやっと意味がわかりました。

この記事では、

・簿記3級を勉強していて、小切手の仕訳でつまづいた

・「~小切手を振り出した」という仕訳問題で「現金勘定」か「当座預金勘定」のどちらで仕訳をきるか判断できない。

という方に向けて、「現金勘定」か「当座預金勘定」のどちらかを判断する方法と小切手の取引の流れを詳しく解説します。

簿記3級で出る小切手の仕訳について解説します

例えば、AがBに●●円売り上げた。BはAに小切手を振り出した。
という取引があった場合、AとBのそれぞれの立場から見た仕訳について解説します。
ここまでだとただ仕訳を暗記するだけになってしまいます。
しかし、小切手の取引の流れを詳しく理解すれば、暗記不要で「現金勘定」か「当座預金勘定」どちらで仕訳をきるかを判断できるようになります。最後に小切手の取引の理屈を解説します。

他人が小切手を振り出す時は「現金勘定」が出てくる

AがBに●●円売り上げた。BはAに小切手を振り出した。
という取引についてAの立場から見た仕訳をきるとしたら

現金 ●●    売上 ●●

となります。

Aの立場から見て、他人が振り出した小切手の金額が入金したという取引の流れになります。

つまり、他人が振り出した小切手は「現金」の入金として仕訳をきります。

pile of gold round coins

自分が小切手を振り出す時は「当座預金勘定」が出てくる

AがBに●●円売り上げた。BはAに小切手を振り出した。
という取引について今度はBの立場から見た仕訳をきるとしたら

Bから見た取引の仕訳は
仕入 ●●  当座預金 ●●

となります。

Bの立場から見ると、自分が振り出した小切手の金額が出金したという取引の流れになります。

つまり、自分が振り出した小切手は「当座預金」の出金として仕訳をきります。

小切手の取引の流れがわかれば暗記不要で仕訳をきれる

ここまでの解説を読んでいると、

結局、
他人振出小切手=「現金」
自分振出小切手=「当座預金」

と暗記するしかないの?

と思われるかもしれませんが、小切手の取引の詳しい流れがわかれば、暗記不要で「現金勘定」か「当座預金」かを判断できます。

AがBに●●円売り上げて、Bが小切手を振り出した後、双方に次のことが起こります!

A:Bから受け取った小切手を銀行に持っていくとすぐに「現金」化してもらえる。
B:「当座預金」の口座からAに振り出した小切手の金額が「出金」される。


これを理解すると、暗記していなくても、「現金勘定」なのか「当座預金勘定」なのか判断ができるのではないでしょうか?

Aは「他人振出小切手」は受け取った後すぐに小切手を「現金」化できるので、「現金」の増加として仕訳をきる。

Bは「自分振出小切手」を振り出すと、振り出した分が「当座預金」から出金されるので「当座預金」の減少として仕訳をきるのです!

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まとめ

小切手を使った取引の仕訳をきる時のポイントは以下のとおりです。

・他人振出小切手を受け取るとすぐに「現金」化できるから、「現金」の増加として仕訳をきる

・自分振出小切手を振り出すと振出した分が「当座預金」から出金されるので、「当座預金」の減少として仕訳をきる

この2つが理解できれば、小切手の仕訳について理屈がわかり、つまづくことはないでしょう。

これまでずっと、小切手の仕訳は本当に謎すぎて暗記するしかありませんでした。
簿記3級の復習して、この長年の疑問が解けたので本当にスッキリしました(^^)/
かつての私のように小切手の仕訳が覚えられないという方の参考になれば幸いです(^^♪

ちなみに私はこちらの参考書で簿記3級の復習をしてやっと小切手の仕訳について理解できました!


参考書と問題集がセットになっていて「スッキリわかるシリーズ」とおなじ作りです。

しかし、じっくり読んでみるとなぜこのような仕訳になるのか、理屈からしっかり解説してくれるので初めて簿記を勉強する方にも向いています!!

他にも売上原価の仕訳「し~く~くりし~」や「うくうしくう」の仕訳についても「新しい日商簿記3級」で十分に理解できました。

売上原価の仕訳についても理解したい方はこちらの記事をご覧ください↓

簿記の勉強の仕方についての記事も書いております。ぜひ参考にしてください↓

簿記の勉強を始めたばかりだけども、仕訳わからないし、内容も頭に入らないから辞めちゃおうかなという方はこちらの記事を参考にしてください!!

これから簿記を勉強される方へ
私が簿記3級&2級を取得したときの体験談をまとめています!
ぜひ参考にしてください!!

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