医療事務に興味がある方へ!資格を取得した体験談を教えます!!

serious black woman carrying documents in office
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医療事務は女性に人気の資格としておなじみですよね。

昨今のコロナ禍で資格取得を希望する方が減る可能性を感じますが、病院を受診した時に診療明細書の見方もわかるようになったり、医療保険制度も理解できたりと日常に活かせることを学べます。

コロナ禍でおうち時間が増えて何かしたい方は、このご時世だからこそ医療事務の勉強をしてみるのもいいかもしれませんよ!

そこで、この記事は次の方に向けて書きました!

・医療事務に興味はあるけれども、どうやって取得するの?

・医療事務はどんなことを勉強をするの??

記事の内容は次のとおりです。

・医療事務の取得方法と勉強内容(ニチイの教材を使用した勉強内容です)
・記事執筆者 モンが実際に資格を取得した時の体験談
・医療事務を取得するコツ

この記事の信頼性

モン
モン

2019年10月から2020年1月にかけて、職業訓練を受けて医療事務の資格を取得しました。

この記事は、実体験に基づいて書いています。

医療事務の取得方法

医療事務の取得方法は、資格試験に合格することです。

医療事務の資格を付与している団体は複数ありますが、試験の形態はだいたい似ています。

ちなみに、私は一般財団法人 日本医療教育財団主催の試験を受けて資格を取りましたが、他の団体についても調べてみました。

医療事務資格試験の概要

医療事務の試験は、テキストやノートなど参考資料を見ながら解いてもOKです。
問題に該当する箇所を探しながら解きます。

でも、「暗記不要で答えを見て解けるだから簡単だ」と油断しないでくださいね。
勉強したことを覚えていないと該当する箇所を探すこともできず、制限時間があっという間に過ぎてしまいます。

医療事務の資格試験はほとんどが受験資格を問わず、誰でも受験できるものが多いですが、まれに提携している医療事務講座の受講を条件としている団体もあります。

試験は在宅受験で受ける方がほとんどですが、会場受験も同時に実施している団体もあります。

実施する団体によって試験の概要が異なるので、次の章で代表的な試験の実施団体についてまとめます。

代表的な試験実施団体について

代表的な医療事務試験実施団体は以下のとおりです。
「医療事務 試験」で検索すると出てくる検索上位の団体の公式ホームページを参考にして、試験の受験資格や受験形態、試験の内容について表でまとめました。

団体名資格名受験資格受験形態試験の内容
一般財団法人
日本医療教育財団
メディカルクラーク問わ
ない
在宅・接遇(記述式)
・医療事務知識問題(択一式)
・レセプト点検(記述式)
株式会社
技能認定振興協会
(JSMA)
医療事務管理士問わ
ない
在宅
ネット受験
・レセプト点検(記述式)
・学科/法規、保険請求事務、
医学一般
(記述式)
※ネット受験は全て択一式
特定非営利
活動法人
全国医療福祉教育協会
医療事務認定実務者問わ
ない
・在宅
・会場受験
(指定の講座を受講済の方
・学科問題/接遇、医療制度、医療事務業務、診療報酬請求
・レセプト作成
※全てマークシート式
一般財団法人
日本能開発
推進協会
(JADP)
医療事務
資格
・指定する講座を受講
・講座受講後1年以内に受験
在宅・医療保険制度
・診療報酬事務、薬価基準の基礎知識
・医療用語、薬学、医学の知識
・院内コミュニケーション
・レセプト点検
※出題形式は非公表
※各団体の公式ホームページを参考に作成

これらの団体は全て民間で運営されている団体です。

試験の出題形式は異なるものの、内容に極端な差異はなく、団体によって資格の優劣はないです。

講座の受講を指定しているのは、上の表でいうと下側の2団体ですね。

一般財団法人日本能開発推進協会(JADP)の「医療事務資格」は、資格のキャリカレの医療事務講座を指定講座としています。

また、特定非営利活動法人全国医療福祉教育協会の「医療事務認定実務者」は、ヒューマンアカデミーの通信講座である たのまな医療事務講座 を指定講座としています。

特定非営利活動法人全国医療福祉教育協会の場合、指定講座はなく誰も受験可能ですが、会場受験を希望の場合は、ユーキャンの医療事務講座の受講が必要です。

医療事務取得のための勉強内容

各試験団体のホームページでは、出題内容は掲載されていますが、具体的に医療事務の勉強はどんなことを学ぶのか想像しにくいですよね。

「自分が付いて行ける勉強内容だろうか」と不安になる方もいらっしゃるかと思いますので、医療事務取得のための勉強内容を説明します。

私はニチイの通信講座の教材を使って勉強したので、それを元にして説明します。

他の通信講座で勉強した場合、内容に多少の違いがあるかもしれませんがその点についてはご了承いただきたいです。

医療保険制度

医療保険制度とは、例えば「個人の医療費負担は3割」というように、医療費や医療保険のしくみのことです。

現在は、国民皆保険制度と言われて、全ての国民に保険証が交付されることになっています。

皆さんも持っている保険証のしくみや保険証を発行している保険者はどういった機関なのかなどを学びます。

医療保険制度は私たちにとって身近な制度なので、日常生活にも活かせる内容です。

医療事務を取得した後にFP3級の勉強を始めたのですが、FPでも医療保険制度や健康保険制度について出題されるので、ここで学んだことが役に立ちました。

FP3級の勉強の経緯はこちらに書いています↓

診療報酬点数算定

医療事務に興味がある方なら、「医療費は点数で算定される」ことはご存じでしょう。

各治療内容には点数が付けられて、さらに初診料や再診料、薬を処方した時にも点数が付けられます。

治療の組み合わせや初診料と再診料のパターンによっても点数が変わってくるので、それぞれの状況に応じた点数の付け方を学びます。

医療関係の仕事が未経験の方は、治療内容を言葉だけ言われてもピンと来ないことが多いので、その治療がどういったことをするのかについても勉強しました。
「想像したら痛そう(^_^;」という治療もけっこうありました。

接遇

医療事務の仕事に就くと、患者さん対応が日常業務となります。

そこで、患者さん対応のマナーや心がけを学びます。

病院では、患者さんに医療費のしくみについて聞かれることがあります。

患者さんに聞かれたことにわかりやすく答えられるように、医療保険制度を復習しながら説明文を書く練習もしました。

レセプト点検

レセプトとは、診療報酬明細書とも呼ばれていて、医療報酬の明細書のことです。
患者さん1人ひとりの治療内容や算定した点数が1ヶ月ごとにまとめられており、医療機関が患者さんの保険証を発行している保険者に毎月提出します。提出前にレセプトに不足や間違いがないか点検するのが医療事務の仕事の1つです。

医療事務の試験では、実際にレセプトの見本がA4用紙いっぱいに提示されて、不足と間違いを見つけて加筆・訂正するように指示されます。

患者さんの名前や生年月日の間違いを探したり、これまで学んだ医療保険制度や診療報酬点数算定の知識を思い出したりしながら、レセプトを直すのですが、これが一番難しかったです(^_^;

医療事務を取得した体験談

実際にどんな風に勉強すれば医療事務資格を取得できるのか気になる方もいると思いますので、私の体験談をお話します。

私の場合は、ハローワークで実施している公共職業訓練を受講して資格を取りました。
結婚を機に仕事を辞めて失業保険を受給中に職業訓練の存在を知り、受講の申し込みをしました。

医療事務講座を専門としている資格学校ではありませんが、通学の雰囲気だけでも参考になれば幸いです。

資格取得の経緯

どのような経緯で医療事務資格を取得したかを次の表にまとめました。

職業訓練の概要取得期間:3ヶ月
 土日祝日以外は約30分かけて職業訓練校に通いました。
 授業は朝9時~16時まで5コマありました。

授業で使った教材:ニチイ医療事務通信講座の教材一式

・受講にかかった費用:教材代2万円
1ヶ月目の勉強内容医療保険制度&診療報酬算定点数
午前中は医療保険制度
午後から診療報酬算定点数
のスケジュールでテキストの内容を習得しました。
医療保険制度は最初の1ヶ月でテキストを制覇しました。
2ヶ月目の勉強内容診療報酬算定点数&接遇
診療報酬算定点数に集中して、テキストを制覇した後に接遇の授業を受けました。
接遇の授業は1週間ほどで終わりました。
3ヶ月目の勉強内容レセプト点検
テキストの練習問題を先生に解説してもらい、後はひたすら演習問題漬けでした。

職業訓練のおおまかな流れはこんなかんじです。

ちょうど冬の時期で、毎日朝8時に自家用車で学校に通うのが大変だった思い出があります。
それでも、同じ教室で一緒に勉強した方が20人弱いたのですが、お互いに勉強のことを教え合えたり、引っ越したばかりの私に地元の就職情報を教えていただいたりと、いい方たちばかりで最後まで通えました。

授業の様子

実際に体験した授業の様子について科目ごとに分けて説明します。

医療保険制度&診療報酬算定点数

テキストの文章を1人ずつ読んで、先生が補足の説明と板書をするので、それをノートに書く流れでした。
診療報酬算定点数は計算練習も必要で、先生が板書した練習問題を書き写して自分で解いて、先生が1人ひとりちゃんと解けたか見回りをして指導してくれる時もたくさんありました。
間違っているところや勘違いして覚えていることを直接指導してもらえたので、頭に入りやすかったです。

・接遇

「外は雨が降っているが、傘を家に忘れた患者さんにどう対応するか」といった問題や
「今日の医療費の領収証の金額はどういうしくみで計算されてるのと患者さんから聞かれたらどう答えるか」

といった事例が先生から出題されました。

回答に必要な要点だけ先生に解説してもらってから実際の試験と同じようにひたすら文章を書きました。

・レセプト点検

テキストに掲載されているレセプトの例題や練習問題を先生が板書で解説して、ひたすら練習問題を解きました。

授業では、ニチイの医療事務通信講座の教材を使いました。
今も保管しているので、写真を撮りました。

写真に写っているのは、

・勉強内容に関するテキスト4冊

・診療点数が一目でわかるスタディブック

・先生が板書と計算問題をメモしたノート

・診療点数早見表

です。
テキストの数が多いから勉強することがたくさんあるの!?と不安になる方もいるかと思いますが、1冊の厚さはそんなに分厚くないので、心配しないでください。

診療点数はテキストに収まらないほどたくさんあるので、辞書くらい重くて分厚い診療点数早見表が必要です。
試験本番も診療点数早見表から点数を探さなきゃならない問題が数題出ます。

職業訓練終了後に試験

職業訓練が全て終わってから、試験を受けました。

私は一般財団法人日本医療教育財団のメディカルクラークの試験を受けました。
ニチイの教材で履修した方は、一般財団法人日本医療教育財団の試験を受けることになっているので、クラス全員でこの団体に試験の申し込みをしました。

受験形態は在宅受験のみで、試験当日の午前中にゆうパックで問題用紙と回答用紙が届きます。

回答後、翌日までに問題用紙と解答用紙を追跡が付く郵送手段で返送します。

翌日までに送らないと、0点と見なされて不合格となります。

試験の内容は次のようになっていました。

①医療保険制度&診療報酬算定点数の知識を問う問題×25問(マークシート式)
②接遇の事例に沿って文章を書く問題×2問(記述式)
③レセプトが掲載されて追記・訂正する問題×4問(記述式)

①のマークシート式はテキストから探して答えるので、回答にも自信がありました。
しかし、②接遇と③レセプト点検は、先生の指導がない状態で解くと「これでいいんだよね?」と常に考えながら解くことになりました。

それでもなんとか①~③の試験全てで合格点が取れて、メディカルクラークの称号を与えられました。

医療事務を取得するコツ

医療事務の勉強を体験してみて、私が感じた資格取得のコツを教えます。

これから医療事務の勉強を始める方の参考になれば幸いです。

ふせんに見出しを付けて貼る

医療事務のテキストには、とにかくふせんに見出しをつけて貼ることが大事です。

テキストの分野ごとに貼って、先生が重要と言った箇所や練習問題で解けなかった箇所にもふせんに見出しをつけて貼るようにしました。

実際に私が使っていたテキストです。こんなかんじにふせんをベタベタ貼りました!

試験当日は、テキストで答えを確認できる箇所を探しながら解けますが、テキストのどこに載っているのか把握していないと、時間が足りなくなります。

ふせんは紙よりもフィルムの方が破れることなく、ずっと貼り続けられます。

レセプト点検は練習を重ねる

レセプト点検は一番難しくて、「試験本番までにできるようになるんだろうか?」と不安になりました。

試験では、これまで学んだ医療保険と診療報酬点数算定の知識を振り絞りながらレセプトに加筆や訂正をするのですが、最初はレセプトが全部正しく見えて、どこが間違っているのかさえわかりませんでした。

少しわかってきたかな?という段階に入っても、知識が抜けて、間違いを見逃したこともありました。

それでも、訓練の最後の方では先生が用意した練習問題のプリントをひたすら解いて鍛えてもらい、試験本番では自力で加筆と訂正を書けました。

特に通信で勉強される方は、初めはレセプト点検のテキストを読み込んでも「自力ではできないかも!?」と不安になると思いますが、練習を重ねれば1ヶ月もしないうちに自分で書けるようになるので、諦めることなく練習問題を続けましょう!

指導してくれる人はいた方がいい

医療事務を勉強する際は、参考書を読むだけでは正確な知識を理解できません。

指導してくれる人がいる環境で勉強することをおすすめしたいです。

今考えると、職業訓練で医療事務を取得してよかったです。

医療のことは全くの未知だったので、先生から直接教えてもらわなければ、治療の内容や点数の算定の仕方を勘違いして覚えていたかもしれないです。

医療に関する知識は、複雑で文字だけで理解するのは厳しいです。

医療事務の勉強方法を検討中の方には、通学か質問サービスが付いている通信講座を選ぶことをおすすめします。

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たのまな

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医療事務講座を受講して、正確に知識を理解して医療事務資格を取得するようにしましょう。

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