
私は人間関係に疲れやすいです。
例えば、新卒で入った職場の人間関係になじめなかったのですが、毎日その場にいるだけで疲弊していました。
最近、ふと「なんで人間関係で疲れるのだろう?」と考えました。
すると、人間関係に対する考え方に特徴があることに気づいたのです。
その後、特徴に対しての対処法も考えたので、記事にまとめることにしました。
私と同じように人間関係って疲れると思っている方の参考になれば幸いです。
人間関係に疲れやすい人の特徴
初めに、私の経験を元にした人間関係に疲れやすい人の特徴を説明します。
これまでトラブルや嫌な思いをした時のことを思い返すと、人間関係に対する考え方や思考パターンが共通していたことに気づきました。
相手の感情に影響を受けやすい
相手の機嫌が悪いと「自分何かしたかな?」とすぐ考えてしまいます。
実際そんなことなかったというパターンがほとんどなんですけどね(^_^;
それから、相手が自分に怒りだしたら相手の怒りが瞬時に自分に移るといいますか、そういう感覚に陥って自分も怒ってしまうということも。
はたまた、悩んだり悲しんだりしている相手には自分も同じように深刻に悩んで一緒になって考えていたなんていうこともあります。
逐一相手の感情に合わせて、思い悩んだり気持ちがコロコロ変わるので、人と関わった後はどっと疲れてしまうのです。

他人の攻撃的な言動が忘れられない
他人から受けた攻撃的な言動がいつまで経っても忘れられない人は人間関係に疲れやすいです。
攻撃的な言動が随時思い出されて、マイナスな感情ばかり生み出してしまいます。
マイナスな感情ばかり浮かぶと、前向きな気持ちになれず身体の動きまで鈍くなります。
嫌な記憶が思い浮かべてばかりいると、なぜか他人から攻撃を受けやすくなる自分が作られていくのですよね。
そして、また嫌な記憶が思い出して心身共に悪影響を受けるという悪循環のできあがりです。

全ての人と仲良くしたい
人と関わると疲れるし、嫌なことばかりだと思っているくせにそういう人に限って嫌われるのは怖くて全ての人と仲良くしたいと考えているものです。
私の場合、仲良くしたいどころか「みんなと仲良くしなきゃならない」と思い込んできました。
そのため、無視や嫌味など人から嫌われれていると感じる行動されると、とてつもなく動揺してしまい、ひどい時は動悸がします。
無視や嫌味を言ってきた相手にこれ以上嫌われたくなくて、傷ついているのに必死で笑顔を作ってどっと疲れるのがいつものパターンです。
自分を嫌っている相手だけではなく、仲良くしている人からも嫌われることを恐れて過剰に気を遣ってしまうので、それも疲れやすい原因になります。
人間関係に疲れやすい人の対処法4つ
約30年間、人間関係に疲れている者としては、人間関係に疲れるのはその人自身の考え方や思考パターンが原因になっていると思えてなりません。
それゆえに、人間関係に疲れやすい自分への対処法は「考え方や思考パターンと反対の行動をとることかな」という結論に達しました。
具体的な行動について考えたところ4つ浮かんだので説明します。
苦手な人から距離を取る
これまでの自分を振り返ると全ての人と仲良くしなきゃという思考パターンから、「相手から攻撃を受けても逃げてはいけない」と思い込んでいました。
相手からの攻撃にダメージを負っているにもかかわらず、逃げることなくむしろ向かい合って笑顔を作ることが多かったです。
これでは、人間関係に疲れやすいどころか疲弊しますね。
「苦手な人からは距離を取ってもいいんだ」と考えたらだいぶ楽になりました。
自分に攻撃してくる人と向き合っていると、相手の負の感情からも影響を受けるし、嫌なことばかり頭から離れなくなりいいことがありません。
優先すべきなのは自分を守ることなので、攻撃的な人など自分の苦手な人から距離を取ることは決して悪いことではないのです。
嫌う・嫌われることを悪いと思わない
また、全ての人と仲良くしなきゃならないという思考パターンは「嫌う・嫌われることは悪いこと」という思い込みを産み出しました。
そのため、人に嫌われることを極端に恐れて、人に嫌われていると感じると動悸がするのです。
反対に自分が人を嫌うことにも罪悪感がありました。
「人を嫌うことが悪いことではない」と相手を嫌う自分を認めてあげると、人に嫌われることは悪いことではないと思えてきます。
ただし、相手を嫌うことを認めること=相手に攻撃してもいいという意味ではありません。
いい人でいることを諦める
人に嫌われたくない気持ちは、「常にいい人でなきゃいけない」という思い込みにつながります。
いい人でいようとして、相手が喜ぶことは何かと常に考えたり、相手に何か与えたりを繰り返していたら疲れますよね。
また、自分に攻撃する相手に対してもいい人でいようと接してしまうので、余計に攻撃を受けることもあります。
いい人でいようとするのは、良好な人間関係を築く手段ですが、自分に悪影響を及ぼす時もあります。
したがって、いつもいい人でいる必要もないのです。
いい人でいることを諦めるのは、自分を守る手段であり、たまには必要なことです。
副業をして在宅ワークのスキルを磨く
職場は嫌でも人との関わりが発生します。
人間関係に疲れやすい人にとって、一番影響を受ける場所といえます。
職場にはいろいろな人がいるので、自分の考え方と思考パターンと反対のことをすると努力しても対処しきれないこともあるでしょう。
そこで思い切って職場で働くことから在宅ワークへと働く形態を変えてしまうのも対処法の1つです。
むしろ、職場よりも人との関わりを少なくして仕事を完結できるので、在宅ワークに変えることは効果を早く感じられる対処法といえます。
に職場と同じくらいの給料をもらえるほど甘いものではありません。
生計を立てられるようになるためには、経験と知識の習得が必要です。
そのため、最初は副業として始めて徐々に収益を上げていくのが現実的な方法です。

副業の手段は何がある?
在宅ワークの手段は、さまざまなものがあります。
例えば、私が今こうして書いているブログもその1つです。
ブログは収益につながるまで時間がかかるので、難しいものですがマイペースに記事を書けるので本業と両立しやすいです。
ブログの解説方法や運営のしかたは自分で調べていく必要がありますが、初心者に向けた本も出版されています。
ちなみに私はこちらの本を参考にしました。
他には、インターネット上の求人サイトでもあるクラウドソーシングや自分の特技を活かしてお金を稼げるココナラもあります。
クラウドソーシングやココナラはお金を払う相手と契約を交わして収益を得ます。
相手が求める商品を作れるようになるのはそう簡単なことではなく、経験と鍛錬が必要です。


在宅ワークで稼げるようになるには、鍛錬も必要ですが自分の特技や経験職務を活かした手段を選ぶとより早く成果がでますよ。
まとめ
人間関係に疲れやすい人の対処法についてこれまで書いてきた内容をおおまかにまとめると、
・自分の考え方や思考パターンとは反対の行動をとる
・在宅ワークなど人間関係において無理のない環境に変える努力する
という2つの方法が浮かびました。
そして、最後に大事な方法が1つあります。
それは
人間関係に疲れやすい自分の特性を知って、自分を責めすぎないことです。
人間関係で疲れやすいことばかりだと、「自分が悪い」と自己嫌悪に陥ったり、「自分はどこかおかしいのではないか」と自分の異常さを疑って不安になりますよね。
しかし、最近になって人間関係で疲れやすい方はHSP気質の方が多いのではないかと思うようになりました。
HSPについての書籍もここ数年で多数販売されているので、ご存じの方もいるでしょう。
こちらの本を読んで自分の気質についてよく理解できて、気質に対してどうやって行動していけばいいかがよくわかりました。
「敏感すぎて生きづらい人の明日からラクになれる本」には、HSPの特徴やHSP気質がゆえの悩みへの対処法がさまざまなパターンで書かれています。
本を読んで、私もHSPの特徴に9割もあてはまっていることから「自分はそういう気質だったんだ」と受け入れることができました。
そして、だいぶ気持ちが楽になり、「自分の気質でもなるべく疲れないでやっていける環境を模索しよう」とブログやライター業を始めました。
まだまだ成果は出ていないですが、努力を続けて無理のない環境を作っていきたいです。
人間関係に疲れやすい方は、まずは自分の気質を理解して、自分を受け入れましょう。
それから、自分にとって無理がなく、疲れない環境作りや行動を実践すると人間関係が苦にならず、建康なメンタルを手に入れられます。
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