FPについてググっていたら「FPは意味がない」という言葉がちらほらと見られます。
ファイナンシャルプランナーは意味なし?FP資格が使えない7の理由【教養としては最高の資格】 – こびと株.com (kobito-kabu.com)
ファイナンシャルプランナーは仕事ない・意味ない・役に立たない資格なの?|アガルートアカデミー (agaroot.jp)
FPは意味がないと主張する記事を読むと、「FPの勉強始めてよかった!!」と思っている私でも「まぁ、否定はできないなぁ」と考えてしまうのが正直なところ。
ましてやFPの取得に興味のある方がこれを聞いたら、

FPを勉強する意味ってあるの?
と思いとどまってしまうかもしれせんね(^^;)
この記事では、FPの勉強を始めようかなと思いつつも「FPを勉強する意味あるの?」と迷っている方に向けて私の回答をお届けします。
ちなみに私はこんな人です↓

FPは勉強する意味がない!?
冒頭で載せた「FPは勉強する意味がない」と主張する記事たちに共通しているのは、FP=お金になるという視点で見ていることです。
お金になるというのは、独立開業するとか就職につなげるとかで収入が上がるという意味。
でも、残念ながらFPを取得したからといって簡単に収入が上がらないそうです。
FPの資格だけでは独立が難しい
FPは独占業務ではないため、独立は難しいとのこと。
弁護士・公認会計士・税理士・社労士といった国家資格はその資格を持った人にしかできない独占業務ができるという性質上、独立開業で稼ぐことは可能です。
(思ったように稼ぐには相当な努力と労力が必要だとは聞きますが。。。)
しかし、FPは独占してできる仕事がないためFPの資格だけで自分の事務所を開いて高い収入を得るのはかなり至難の業でしょう。
参考記事:ファイナンシャルプランナーは仕事ない・意味ない・役に立たない資格なの?|アガルートアカデミー (agaroot.jp)

就職には活かせない
そして、FPは独占業務ではないことから認知度も低めとのこと。
就職に繋げたくて履歴書にFPを持っていると書き込んでもあまり評価されないそうです。
就職や転職で収入アップを図るのは素晴らしいのですが、FPはその手段としてはあまり期待できないのでしょうね。
参照記事:ファイナンシャルプランナーは意味なし?FP資格が使えない7の理由【教養としては最高の資格】 – こびと株.com (kobito-kabu.com)

私がFP3級の試験を受けた時、どこかの金融機関に勤めている人っぽいグループに囲まれていました。(会話が金融機関っぽかった。)
FP3級の試験を受けに行った時の詳細↓
昼休みも職場の仲間同士で参考書を開いてる状況を見て、「FPは金融機関とか関係している仕事に就いている人が取る場合がほとんどなんだ」とわかりました。
そんな経験をしたので、正直に言うと「独立開業や就職・転職を目標にしている人はFPを取得するより他の方法を考えた方がいいかなぁ」と考えています。


それでも私はFPを勉強する意味はあると思う!
FPを取得してお金を稼ぐという視点で見るとFPは意味がないという主張に対して、私は正直に言うと否定はしません。
しかし、私は
それでもFPを勉強する意味はあるんだよね!
と考えています。
私がこのように考える理由は、FPは私に良い変化や経験をもたらしてくれたからです。
この章では、FPが私にどういったものをもたらしてくれたのか紹介します。
日常生活でメリットだらけ
FPは私にとって、メリットだらけの資格でした。
お金のことは全くわからなくて関心もなかったけれども、FPの勉強を始めたら「世の中こういうふうになっているんだ!」といろんなことが見えてきてワクワクしました。
日常生活で視野が役に立つことがたくさんあって、自分の行動にも変化がありました。
FPの勉強を始めて私にどういうメリットがあったのか?
こちらの記事でもっと詳しく書いています
勉強することに自信が持てた
FPの勉強をする前は勉強が好きな自分に自信が持てませんでしたが、今では「それでいいんだ!」と自信を持って言えるようになりました。
私は元々勉強は好きでFPを勉強する前は簿記を勉強していました。
しかし、大人になると学生の時より周りに勉強する人が少なくて、しまいには否定的な目で見られたことも。。。
「もう勉強は封印しようかな?」

とまで考えましたが、FPの勉強を始めてTwitter上で同じく勉強する人と繋がれたことで
「誰に何を言われても勉強は楽しいし、好きなんだから遠慮しないで続ければいいじゃん!」
と考えが変わりました。

試験後の達成感は半端ない
FP3級の試験が終わった後の達成感は半端なかったです。
FP3級って「楽勝な資格」とか「1ヶ月で取れる」とか言われていますよね。
しかし、私の場合は範囲はFP3級でも6分野とけっこう広いし、馴染みが薄い論点もあって覚えては忘れてを繰り返しました。
おまけに、試験勉強中につわりで具合悪くて勉強が進まない時期もあって勉強を始めてから試験を受けるのに半年以上が経過していました。
そういう経緯もあってなのか試験終了後の帰り道。
まだ解答速報で答え合わせをしていないにもかかわらず、達成感でいっぱいになっていました。
おそらくアドレナリンの数値はものすごい高かったでしょう。
あれだけ「やりきった!」と感じられた出来事はこれまでの人生でそうなかったといってもいいくらいあの帰り道は思い出に残っています。

おわりに
私にとってFPという資格はけっこういいことだらけでした。
だから、私にとってFPは意味があるものなんですよね。
確かに、FPでお金を稼ぐという視点から意味がないと主張されれば
「うっ・・・」
とぐうの音も出ないのですが、
FPは私生活で何かしら役に立つはずだから、お金を稼ぐ手段という視点から離れれば十分に意味がある資格だよ!
と私は皆さんにお答えしたいです。
FPの話だけに限らないですが、何かを学ぼうと頑張ったことは何かしらの形で自分に返ってきます。
だから、FPを勉強してみたいと考え中の方はまずFP3級から初めてみましょう!
勉強方法を模索中の方は私が実践した勉強方法がまとめてありますので、ぜひ参考にしてくださいね!!
勉強開始から合格までの経過をシリーズ形式で書いた「FP3級合格までの道」もあります。
こちらでは、実際に勉強する内容をイメージできます。
私は独学でFP3級を取りましたが、通信講座で勉強しようと考え中の方は実技試験の希望に合わせた講座の選び方も紹介しています。

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